egg通信  電子版vol.57

egg11周年を迎えました

 

9月1日でeggも11年を迎えました。

 

 

毎年節目となるこの月を迎えると、

 

色々な出来事を思い出します。

 

 

正直、楽しかった思い出よりも苦しかった思い出の方が多かった

 

11年間。

 

それでも、毎年eggに興味を持ってくださる利用者様が来てくださり、

 

利用を長年続けてくださる利用者様がいてくださっています。

 

大きくわけると知的を持つ児童さんや、発達を持つ児童さんが

 

ここeggに11年間通ってくださいました。

 

立ち上げ当初は、無我夢中で関わってきました。

 

年を重ねるごとに、関わり方の難しさも分かってきました。

 

毎日せっかくeggに来てもらえたのだから、

 

何か楽しんで帰ってもらおうという思いだけで運営してきましたが、

 

やりたい放題する子

 

落ち着きがなく、他の子ともめる子

 

やんちゃな子が苦手でいつも困っている子

 

拘りが強く、協調が苦手な子・・・などなど

 

タイプの違う児童さんが一つの空間で過ごす中で

 

楽しませる事の難しさがありました。

 

そんな空間の中で利用を検討中の方の見学があっても

 

賑やかのレベルが違いすぎて、

 

利用を見送る方も多くいらっしゃいました(苦笑)。

 

働いてくださる方も、この空間を見てドン引きする方も多く

 

採用しても初日で退職する強者を始め、多くの方が退職されました(苦)。

 

それもあってか、

 

20人利用可能だったeggも1年前から15人利用で現在運営しています。

 

それでも唯一11年間eggに来てくださる児童さんと

 

真剣に向き合い続けてくれた管理者兼児童発達管理責任者である

 

中島。

 

そんな中島の力に少しでもなれたらという気持ちで

 

働いてくださる現在のスタッフの方達。

 

それぞれが持つ最大限の力で

 

この状況を支えてくださいました。

 

 

本当に感謝しています。

 

あと、特別支援学校に通う児童さんの保護者の皆様。

 

発達の児童さんよりも自己主張が出来ないお子様には、

 

11年間私が思うような関りが出来ませんでした。

 

 

ある時期からlittle eggというプロジェクトを立ち上げ

 

出来る事を増やせたらという思いで

 

関わってきましたが、

 

それを信じてeggに長年通わせていただき感謝しています。

 

 

このプロジェクトも月日を重ね、

 

現在は目的別に合わせたものをスタッフがその子の事を思い作った

 

教材を使用し、

 

お子様の出来る事を増やそうと頑張っています。

 

出来た時の感動があり、

 

現在はやりがいをもって取り組んでいます。

 

 

そして、繊細な心を持つ発達の児童さんの保護者の皆様。

 

日々、学校や社会生活での不安を持ちながら

 

eggに通う児童さん達に対して、

 

私なりのアプローチで関わってきましたが、

 

正直、何が正解なのか分からない11年間でした。

 

汚い言葉を発する子がいたり、

ケンカ早い子がいたり、

 

環境が悪い時期を経験してきた発達の児童さんが現在も通ってくださっています。

 

 

 

世の中には他にも色々な人がいて、eggで出会う人はその中のごく一部。

 

それを見て、良い事悪い事を学んでくれればという気持ちは、今でもあります。

 

強くなってほしいという願いを込めて。

 

 

やんちゃな子も実は口が悪いだけで、とてもやさしく、

 

誰よりもリーダーシップを取ってくれる子もたくさんいました。

 

それを含めて、社会性を学んでほしいと。

 

しかし

 

私の思いに賛同できない保護者の方々もいて、

 

途中でeggの利用を辞める方もたくさんいました。

 

家庭の数だけ子育てに対する考えがある以上仕方のない事です。

 

それを踏まえて、eggに長年通わせていただいている事に感謝しています。

 

 

たくさんの感謝に包まれた11年間。

 

 

本当にありがとうございます。

 

 

私も中島もeggを立ち上げてから11年分年を重ねました。

 

あの頃の元気はもうありませんが、気力で頑張っていきます(笑)。

 

 

12年目からのegg

 

eggに来てくださる児童さん一人一人の個性を

 

改めて理解し、どのように成長を促せていけるかを。

 

特別支援学校に通う児童さん達には、

 

隙間時間でも何かにチャレンジして出来る事を増やしていく事を目標に。

 

発達の児童さん達には、

 

社会性というテーマはもちろん、

 

相手の気持ちが分かるような、

 

人の痛みが分かるような子になって、

 

支援級という枠から飛び出して、

 

誰とでも過ごせる子になって欲しい、それを目標に。

 

 

人にやさしく

 

 

ザ ブルーハーツのこの歌のような事業所を目指します(笑)。