できるかな
9月からの新企画
その名も
「できるかな」
私が子供の頃夢中になって観ていた
TV番組
eggの子達を迎えに行く道中、
車から懐かしい映像が流れてきて
一緒に口ずさんでいたら、
子供達も知っていて
びっくりしました。
同乗していた子達も
よく観るみたいで
子供達もこれ作りたい
と言いながら夢中になってTVを観ていました。
そんな姿を見ていて
eggでも工作しようかという気持ちになりました。
私も工作は大好きな少年だったので
eggの活動の軸にしたいと思っていました。
実際にやっていた頃もあるのですが、
完成した作品は幼稚すぎるものが多く、
私が子供だったら
完成しても欲しくない
と感じていたから、ある時期から、
工作は休止しました(苦笑)。
子どもたちが学校で作った作品を
持って帰ってきたものを見ても
イマイチなものばかり。
ハサミの使い方や、定規の使い方を
教える事が目的なのだろうが・・・。
きっと学習指導要領に書いているのだろう(知らんけど)
eggで作るなら
完成したときに
子どもたちに喜んでもらえる物を
一緒に作りたい。
そんな思いを管理者の中島と
話し合いました。
そこで
今月から始めた新しい企画となりました。
試しに
予め完成した作品を、
子どもたちの目につくところに
置いていると
想像を超える食いつき様に
作品を作った中島も
大喜びでした。
その後も学校の図書館で工作の本を借りてきて
作るものを提案する子もいたり、
家で作った手の込んだ工作を、
わざわざeggに持ってきてくれたり、
できるかなが、今アツイんです(笑)。
9月で9年を迎えたegg。
この9年間、
色々なアプローチで
eggの子達と関わってきた。
でも
「関わる」という言葉では終われない
長かった9年間。
子どもたちの特性もバラバラで
企画を考えても、
子どもたちの反応が薄かったり、
何が正解なのか
中島と悩み続けた
9年間。
でも
最近その答えが
分かったような気がする。
それは
「やればいいというものではない」
という事。
その答えを確かめる
節目となる10年目。
これからも
色々な企画を考えて
子どもたちを魅了させたい。
できるかな?
復活!!! Happy Friday
今月から
復活した企画
その名も
「Happy Friday」
下校時間が比較的早い金曜日に
数年前行ったことがある。
個人的には
今までで平日の企画で、
一番成功した企画だと自負していたのだが、
諸事情により、
休止にした。
今回、
復活させた理由には、
わんぱくkidsが絡んでくる話になる。
わんぱくkidsのパワーについては
皆様も御存じでしょうが(笑)、
圧が強い分、おとなしめのkidsが
わんぱくkidsを避ける傾向にある
eggの空間。
私個人的には、わんぱくkidsやクセが強い子供達が
大好きなのですが、
わんぱくkidsと
おとなしめの子が
何とか仲良く出来ないかを考えていました。
実際、わんぱくkidsを理由に
eggを辞める子もいたり、
利用回数が減ったりという事に
なった事もあったのですが、
彼らわんぱくkidsの良さを
分かってほしいという思いと、
交流の場を設けたいという思いで、
Happy Fridayを
復活させたのでした。
とりあえず
勝ち負けに敏感な子は
別の活動に参加していただき、
わんぱくkidsと、数名の
kidsに参加してもらって
数年ぶりに再開してみました。
勝負事になると、闘争心むき出しになる
この企画は、
ハートが強くないと
楽しめない企画(笑)。
チームに分かれて
競い合うのですが、
初日から、わんぱくkidsの
高学年組が、
普段、からかったりする低学年の子と
積極的にチームを組んで
競い合う姿がありました。
低学年の子も
上手くいけば
高学年の子から褒められたりして、
それが自信となり、
Happy Fridayに参加する姿は
とても頼もしく見えました。
小1の時は
からかわれただけで
泣いていた子も、
仲間に入れてくれなくて
ふてくされていた子も、
わんぱくkidsを通して
強くなっている。
eggのわんぱくkidsは
9年間の歴史がある。
今の状況を結果論とは
決して思わない。
このような場面は
必ずやってきていた。
「皆違って、皆良い」
数年前eggにいたスタッフが
名言を残しeggを去っていったのだが(苦笑)、
ほんとその通りだと思う。
eggを利用してくださる子達は、
個性のカタマリ。
ここeggは、
色んな人を見て学んでいける空間。
eggのテーマ
「社会性を育む」
そんなeggを
これからも続けていきたい。