egg通信  電子版vol.3

egg リーダー

今年もこの時期がやってきた

卒業

だが、今年の卒業は私達eggにとって特別な卒業となる

 

2014年9月

 

egg開設当初から利用期限である高校3年生までの間ずっとeggだけを利用してくれた子

 

立ち上げ当初は4人の利用者で、その中で最後の一人となる子が、今月でeggを卒業する。

 

 

当時、立ち上げたばかりであったので、私が直接に母親と面談をした時の事がとても印象深かったので今でも覚えている。

 

 

この子の母親曰く、

「うちの子は知的障がいがあり、特別支援学校に通っています。今6年生ですが、医師からは3、4歳くらいの子の思考しかないと言われています。

この子の将来を考えると、これからの学生生活の中で、学力というものを身に付けていきたいとは考えていません。

ただ、この子が学校を卒業するまでの間に、ここeggで

学校では経験できない事をしたり、色々な子や大人と出会い、社会性を身に付けて頂けたら親として、それ以上望むことはありません。」

 

 

この母親の子に対する思いを聞き、私は「責任」というものを深く感じました。

 

 

 

「社会性を身に付ける」というテーマ

 

 

 

今でもeggが心掛けているものですが、今となってはこの子の母親に社会性を身に付けて欲しいと言われていなければ、どこにでもある事業所のような活動を続けているのか、若しくは続けることが出来ていなかったかもしれない。

 

気づけば4人の利用者から20人まで利用可能な事業所になったegg。

 

立ち上げ当初から今までのeggの歴史を一番知っている子の卒業。

 

 

お世話好きで、心が綺麗で、eggリーダーというニックネームで子供から大人までみんなに愛された子の卒業。

 

 

この子にどこまで母親が望む事が出来たのか余り自信はないけれど、私達の活動を信じてくれたから、利用期限ギリギリまでeggに来てくれた事が答えだと信じたい。

 

 

この子がeggを利用してくれた時、帰り際にいつも「今日も楽しかったよ」と、とても澄んだ目で微笑みかけてくれたそれが答えだと信じたい。

 

 

 

eggリーダー

 

本当にありがとう

 

 

 

新章スタート

eggは本当に楽しい。

 

毎日来てくれる子の数だけ物語があって

 

フィクションのドラマや映画よりも

 

ノンフィクションの物語にワクワクする

 

嘘をつく大人たちと違って

 

自分の気持ちを

 

本音で私達にぶつけてくる

 

私もその気持ちに全力で応える

 

それが伝わった時のやりがいがここにはある

 

何が正解なのか未だに分からないが

 

杓子定規な言葉だけは使いたくない

 

eggの子達はそんなのでは通用しない

 

ダメよ ダメヨ星人は彼らの物語では通用しない

 

彼らもそんな雑魚キャラを物語には登場させたくない

 

もっとカッコいい物語を描きたいはず

 

私はそんな彼ら彼女らの物語の一部になりたい

 

そして

 

eggにまた新しい物語を引っ提げて新一年生やスタッフが来てくれる

 

eggに来てくれる子の物語を全部ハッピーエンドにすることは

難しいけれど、

 

1人1人の子と真剣に向き合って

 

これからも物語を読み続けたい

 

 

4月のイベント

4/6(火) egg春のBBQ

 

 

4/24(土) お楽しみ会&ベイブレード大会